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“菜々子さん”の戯曲 Nの悲劇と縛られた僕 [★★★]


“菜々子さん”の戯曲  Nの悲劇と縛られた僕 (角川スニーカー文庫)“菜々子さん”の戯曲 Nの悲劇と縛られた僕 (角川スニーカー文庫)
高木 敦史 笹森 トモエ

角川書店(角川グループパブリッシング) 2010-08-31
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 “菜々子さん”が、突然3年前の事故は「事件だった」と語り出した。彼女が語る情報の断片は、なぜか次第に菜々子さんが犯人だと示し始める。しかしそれは、菜々子さんの巧妙なる“シナリオ”だった!


 web版読んでる暇ないし絵もないしスルーして、いきなり本書買って読んだんだけどすげえおもしろかったです。
 メインの登場人物たちは年端もいかぬ少年少女なのだが、よくある学園モノというにはえらく生々しく、これはラノベらしくあるもラノベらしくないスクールサスペンスだと思いました。正直一般でも通じそうなほど文章うまいし、構成も見事といえる。小説媒体でしか扱えない技巧も存分に生かされていて、私たち読者側としてはただただ読み込んでいくのみだったと思う。
 体が動かなければ目も開けず、話すこともままならない(ここが本編の重要な要素となるのだが)主人公、本名を呼ばれたら発作を起こす体質の「菜々子さん」。二人がそんな体になってしまった『事故』は、実は『事件』だったと「菜々子さん」が告白するところから物語はスタートする。現在と過去を行ったり来たりと視点移動は多いものの、それはまるで気にならなかった。

 というか「菜々子さん」がえぐすぎて終盤はちょっと怖かった。こんな狡猾な小学生いてたまるか。
 ちょっぴり陰険? いいえ真っ黒です。本当にありがとうございました。
 得体のしれない推理と行動、ミスリードの数々でだんだん「菜々子さん」のことがよくわからなくなる文章といい引き込み方といいまったく見事としか言うことができない。小学生のクセに(現在は中学だが)こんなにゾクゾクさせてくれるヒロインは昨今見てないぞ。
 だって主人公が思っている「菜々子さん」と「菜々子さん」本人の思惑との人格に明らかに溝やズレが生じてるしなあw

 まあ読了感は悪くないし、むしろ良いほどだったんですが一本やられたって感じですね。
 物語的にはこれで終わりっぽいですけど、「菜々子さん」のキャラをここで終わらせるのはもったいない気がする。こんな不思議な魅力を持つヒロイン、まずそうそういないからなあ。アフターストーリー的なのでもう一冊くらい何とかなりませんかね角川さん。
 あー、やべえ「菜々子さん」ってキャラがもう好きすぎるわ。

2010-08-06 : 文庫感想 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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Author:絵空那智
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