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ツァラトゥストラへの階段2 [★]


パルスに感染した若者達が“囚人ゲーム”に参加するお話第2弾。
ゲーム性が高い作品だと思ったけども、今回は心理描写というか人間ドラマの方に寄っていた気もしますね。しかしこのゲームの中で築かれた関係性というものが、なかなかどうして面白い。今回のゲーム内容はまさにそんな感じだったので。
ところで、このイラストレーターの白身魚さんですけども、実は某アニメ会社のキャラデザイナーなあの人だったことを知ってこのまえびっくりしてしまいました。そういえば似てるわ!


ツァラトゥストラへの階段〈2〉 (電撃文庫)ツァラトゥストラへの階段〈2〉 (電撃文庫)
(2008/02/10)
土橋 真二郎

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「このゲームはチェスをモチーフにしています。 ピースは二種類を使用します。
King:男性プレイヤーが受け持ちます。 Queen:女性プレイヤーが受け持ちます。」
パルスに感染したことで一変した福原駿介の人生。
“兵士タイプ” “英雄タイプ” “指揮官タイプ” “魔法使いタイプ” の4つの中から “魔法使いタイプ” と診断された彼のパルス能力とは果たして……?
読み出したら止まらない! ノンストップストーリー・第2弾!


錯綜、裏切り、すれ違い、そして――対峙。

相も変わらずドロッドロな人間関係です。人なんて平気で裏切るしな。
土橋作品の感想を書くのはこれで3つ目だけど、しかしこれは毎回言わざるを得ないことなのですよ。
あとなにかしら女の子がひどい目に遭いますよね……。いや、別にいいんですけどね。そりゃあこんなゲームやってて無傷にしろってのが無茶な注文ですし。

さて、今回のゲームは男の「キング」・女の「クイーン」がペアを組み、合計20組の陣取り合戦。
「チェス」を題材にし、出口を探すためだけのリスクの低いゲームだったはずですが、もちろんそんなすんなりクリアできるわけがありません。ひとふた悶着はあたりまえ。
でもぶっちゃけると今回はそんなにゲーム性はなかった。というか、あのゲームのけりのつけ方がすごくごり押しな気がするのは気のせいか。

しかしながらこのゲーム下においての人間ドラマは、さすがとしかいえない。
“囚人ゲーム”という最悪死人が出る空間において「社会」というルールはもはや一切通用しないのです。世間にもひた隠しされてますしね。
そんなアウトローなゲームに放り込まれ、若人は何を求めてこのゲームに参加するか。金か、名声か、或いは命のやり取りを純粋に楽しむか、はたまたは復讐か。「社会」という枠を外され、放り出された先に信じるルールは自分のみ。つまるところ、信じるものは自分だけなんですよ。人を傷つけ、殺してしまってもそれが“囚人ゲーム”を観賞する人たちの「余興」としか見られないんですよね。このゲームにおいては罪に問われるどころか、レベルアップさせられてしまうし。
そんな中で、かつて自分の為にこの醜悪なゲームへ身を投じた姉を探す福原という主人公は、動機が結構特殊なのかもしれないです。福原は恐らく姉を助けたいんだろうけど、姉の方はどう思ってるのかな。
ただねー、福原のこともたまに分からなくなる。基本どんな女の子にもベタベタなのに目的のためなら切り捨てることも躊躇わない。しかも、自分の考えには頑固で「やれ」と「やめろ」の命令形をしつこく繰り返すところはどうしても疑問符が出てしまうわけですよ。

そんな福原のゲームの攻略性というか、よくここまで頭回るなっていうのはよく思う。
まあいつもギリギリな感じなんですけれど、そこがまた手に汗握るって言うか。本人も肉体・精神的に辛いんでしょうけどね。これもパルス補正なんだけど。
今回の新キャラであるカレンはなかなか気難しいっていうか、ものすごく純粋に強いんでしょうね。それは自分を限りなく信じている強さもあると思う。というか登場からラスボス臭がぷんぷんするなーと思ったら案の定そうなってびっくりした。
いろんなことあるけど、それでも福原は最終的には平凡な日常があるからこそ頑張れるんだろうな。
姉を探すってこともあるけど、日常パートの象徴とされている由紀のキャラ配置は絶妙。


うん、面白い。徐々に土橋先生の魅力にはまりつつありますね。
それでも人は選ぶ作風だとは思いますけどね。オススメ。

→『ツァラトゥストラへの階段3』の感想へ
←『ツァラトゥストラへの階段』の感想へ

2009-05-03 : 文庫感想 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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Author:絵空那智
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