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ネコソギラジカル(下) 青色サヴァンと戯言遣い [★★★]


感無量――!

私が戯言シリーズを読み始めたのは去年の8月。そこから文庫版で追って今月に無事完結と。
実際終わったのはもう3年位前なんですけど、その時点ではまだラノベに触れてばっかりのときだから存在自体知らなかったと思う。いやでも、このシリーズに出会えてよかった。

かはは、まったくもって傑作だ!


ネコソギラジカル〈下〉青色サヴァンと戯言遣い (講談社文庫)


言葉ですべてを説明することはできるのか、言葉では何も説明することができないのか。言葉はすべてを意味付けするのか、言葉はすべてから意味を奪うのか。ありとあらゆる森羅万象はいずれ形骸化し、崩壊していく。いつも見えていたはずのものはいずれ見えなくなり、いつかつかんだはずのものはいつの間にか手の内から滑り落ちている。確かなものは何もなく、不確かなものさえ何もなく、根こそぎ総じて夢だったかのように、根こそぎ総じて現実だったかのように、だけど頼りなく折れた柱はそれでも林立し続け、観客が一人もいない舞台で、それでも風車はくるくると回り続ける。
今までずっと偽りを偽り続けてきた不誠実な戯言遣い、つまりこのぼくは、11月、最後の決断を下すことになる。それは決断であり、決意であり、そして決別だった。何も得ることなく生きてきたぼくは、すべてを失うことになる。言葉以外のすべてを、失うことになる――戯言シリーズ第6弾


決意という選択を決断しろ――。虚偽と戯言に満ちた世界、ここに閉幕。

終わっちゃった。ついに終わってしまったよ。
思えば「クビキリサイクル」を読んだころはなんだこれーって思ってたけど、巻数を進めるごとに面白さを増して、今ではすっかり影響を受けまくっている作家になってしまった西尾維新。
まあ、とにかく読んでみないと面白さが伝わらないと思うんで多くは言いません。
ここまできていーちゃんもたくさんの犠牲を経て、正義の味方となり、今ではちゃんと幸せを掴んでいて良かった。実は回収しきれていない伏線があったり、結局謎のまま流された設定もあるっちゃありますし、狐さんとの決着もなんか下火って風でもあった。だけど、物語としては最高にエンターテイメントだった。なんなんだろうなこの気持ちは。

そして、好きなキャラも多すぎなんだこのシリーズは。
巫女子ちゃん。そのクセのある口調がたまらなくキュートだった。「クビシメロマンチスト」でああいう結末を迎えたときは胸が痛かった。
姫ちゃん。《ジグザグ》という殺し屋を持ってしても純粋にいーちゃんのことを慕っていてかわいかった。そしていーちゃんが変わる一番のきっかけでもあったんじゃないかな。死んだキャラの中では一番泣かされた。
みいこさん。姫ちゃんが死んだときにへこんでいたいーちゃんを立たせた言葉は忘れません。誰にでも真摯に向き合えるその心意気が好きでした。
崩子ちゃん。“殺し名”の習性もあるけど、あの忠誠心はいーちゃんへの好意もあったはず。純粋にこういう妹系のキャラはかわいいと思いました。
匂宮兄妹。最初はどんだけチートキャラかと思ったけど、仲間に回ったときは超熱かった。
潤さん。人類最強は伊達じゃない。そのどこまでも大らかな精神が、生き様が、全てがカッコよかったです。
友。私は絶対戻ってきてくれると信じてた。あのエピローグだけで嬉しい。
人識。美少年(結局そこか)。いや、殺人鬼なのにそのコミカルさのギャップはやはり楽しいキャラです。いーちゃんと鏡合わせのような存在だったけど、どこまでも底抜けに笑っていけるやつは大好きだ。
いーちゃん。いーたんかわいかったよいーたん。語り部であり、全ての戯言の収束地点。素晴らしい物語の提供と、燃えるような少年漫画的成長をありがとう。

そして祭りは終わったのだった。
このキャラたちの楽しい掛け合いを見るのも、これで最後だと思うと非常に寂しいです。
だけど終わらない物語はありませんから、ここらで締めておくのもいいのでしょう。とにかくありがとう。超オススメ。
そう遠くないうちに零崎一族が主人公の「人間シリーズ」にも手を出したいと思います。

最後に、今回一番好きな掛け合い。

「じゃ、息災で。人間失格」
「ああ。精々頑張れ、欠陥製品」
この二人でなんか番外やってくんないかなー、と密かに願ったりします。

←『ネコソギラジカル(中) 赤き征裁vs.橙なる種』の感想へ

2009-06-23 : 文庫感想 : コメント : 2 : トラックバック : 0 :
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非公開コメント

戯言シリーズ、面白いですよね^^
個人的には、このシリーズに続いて
零崎シリーズの方も文庫化してほしいです(^O^)

あちらの方も面白いので
機会があれば読んでみてください!!
2009-06-23 17:55 : エリス URL : 編集
>エリスさん
戯言はホント良かったですね。
人間シリーズもそのうち読んでみようと思います。
2009-07-01 01:42 : 絵空那智@管理人 URL : 編集
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