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ラノベ部3 [★★★]


あー、やっぱラノベが大好きなんだ私は。


ラノベ部 3 (MF文庫 J ひ 2-18) (MF文庫J)
ラノベ部 3 (MF文庫 J ひ 2-18) (MF文庫J)


留学生のリアも加わりますます賑やかになりつつも、やっぱり基本的にはまったりとした読書生活を送る軽小説部――通称ラノベ部の部員たち。本屋で偶然出会ったり、部室で何でもない話をしたり、勉強をしたり、家に遊びにいったり――。文香もまた、のんびりと、でも確実に暦やリア、美咲たちとの絆を深めていく。そんなある日、部室で龍之介と二人になった文香は、自分が抱く初めての気持ちを抑えきれなくなり――? リレー小説ももちろん収録、大好評の日常系スクールライフノベル待望の第三弾。微妙に波乱の予感をさせつつも、やっぱりまったり登場です。


ライトノベルが好きなすべての人へ――。

非常に私事な感想になること請け合いです、ご容赦ください。

私が出た中学や高校にはいわゆる「文芸部」というものも、それに倣うような部活も同好会も皆無でした。文字媒体といえば新聞部さえない公立学校です。しかしそんときは私は健全なスポーツ少年であって、実はライトノベルとは中学のときに朝読書で読んでいた「キノの旅」以外に縁がないものでした。
そんな私の中に再びライトノベル熱を滾らせたのが、かの有名な「半分の月がのぼる空」でありました。当時深夜にアニメがたまたま放送していて知ったのですが、原作を読んでぼろくそ泣いたのが高校2年のときです。それからは少ない小遣いをやりくりしてライトノベルを買える範囲内限界まで買って読んで、それはもう読書の日々でした。そんなこんなで色々な境遇があり、今ではライトノベルの感想まで定期的に書くようになり、気になった作品はとりあえず手元において置くまでに至ります。そして、ライトノベルを通じてたくさんの人と出会いました。みんなライトノベルが好きで、集まった同志とも言えます。

ここで先の文芸部云々の話に戻りますが、もし私が中学や高校からライトノベルに嵌っていたならば、おそらく文芸系の部活に入ったことでしょう。ただし、そういう部活が母校のどこにもありません。そしたらどうしますか。なければ作るしかありません。でも、当時の私にもそんな気概も度胸もなかったでしょう。
だから、このラノベ部という空間が、非常に羨ましくて仕方ありませんでした。
この何気なくも素晴らしい日常を、平凡こそが至高の毎日を、彼らは彼らなりに努力しつつもそれを当たり前として生きていくのです。一人には一人のドラマがあり、人生においての岐路がいつとなく必ず存在し、そして誰もが等しく主人公なんだと、このラノベ部最終巻を読んで思いました。作者である平坂読は、この物語を完全にライトノベルの「読者」として描いているので、非常にそれが伝わりました。
なんというか、上手くいえないけれど、一ラノベ読みとしてこのラノベ部を読んで、気づけば自分でも驚くほど感銘を受けていました。何なんだろうホント。ラノベ部という空間に様々なタイプの人間がいて、普通に談笑したり恋をしたりする彼らの姿が本当に眩しくて青春しててキラキラしてました。共感というよりひたすら羨望です。大きな事件もなく、ふとした瞬間非日常にトリップすることもなく、本当にただラノベのメタネタ、パロネタ、あるあるネタの駄弁り小説だったんですけど、この何事にも変えがたい「今」を如実に読者に訴えかけているような気がしました。というか、これは今読めて良かったと心底思う。
1巻や2巻までは、正直そこまでこのシリーズに想いいれはなかったんですが、この3巻で考え方が完全に変わりましたね。
本当にバカみたいな私見です。あー、なんかなあ、言ってることが漠然としすぎですいません。

これで完結と言うことで、非常にコンパクトにまとまったなーと思います。まあこういうコンセプトなんで下手に長く続いてもアレなんですが。
恒例のリレー小説ネタや「いかんせん」のお話に腹筋を奪われつつ、恋愛方面は最後までぼかされてしまってちょっとすっきりしなかったなー。でも、このお話が終わってもラノベ部の面々の人生はずっと続きます。もちろん竹田が最後に誰を選ぶのかも、それを知るのは彼らだけでしょう。というか「プリーズフリーズ」の竹田と文香のやり取りはマジでニヤニヤモノ。あと最後の暦ママのセリフには萌えた。

私はライトノベルが大好きです。
本当に、心底、掛け値なしに、大好きです。
なぜって言われても大好きなものは仕方ないのです。好きなことに理由なんて要りませんよね。
ラノベなしの人生なんてあり得ない! とまではさすがに思ってはいませんが、「常にそばにあるもの」として、私の人生においての潤いになっていることは間違いありません。これは本音。
だから、これからもライトノベルを飽きるまで読み続けるはずでしょう。人生においても、創作物においても、この世にまったく同じ物語なんて二つとして存在しないのですから。私は黙ってそれを受け止めるだけです。


面白かった。ライトノベルが好きなんだという気持ちや物語を読むことの楽しさが、再確認できたシリーズでした。
作者が言及するとおり、また何年後かにこういうラノベを誰かが書いてくれることを切に願います。超オススメ。

←『ラノベ部2』の感想へ

2009-07-31 : 文庫感想 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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Author:絵空那智
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