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さよならピアノソナタ encore pieces [★★★]


昨年完結し、約一年ぶりとなる番外編ですが、このシリーズはこれで本当におわりです。
けれど、その本当の完結に相応しいアンコールだと思います。かなり意味深な表紙も、まあ作中でももちろん語られるので、まだ読んでいない人は是非ともその余韻に浸ってみればいいのではないでしょうか。
このシリーズは本当に大好きだったのです。もういっぱいいっぱいでした。泣きました。

これからも、これからも末永くお幸せに。


さよならピアノソナタ―encore pieces (電撃文庫)
さよならピアノソナタ―encore pieces (電撃文庫)


とあるピアノソナタに秘められた真実がナオと真冬を結びつける「Sonate pour deux」。
フェケテリコに新しく加入したベーシストと千晶の交流を描く「翼に名前がないなら」。
治療のため渡米した真冬とナオの間を行き来するユーリ──本編4巻の空白の時間を埋める、「ステレオフォニックの恋」。
神楽坂のトレードマークである黒のレスポールにまつわる過去のバンドの逸話、「最後のインタビュー」。
短編4編に哲朗を描いた掌編「だれも寝てはならぬ」を加えた短編集。


クロウタドリの翼は折れない、いつまでも――。

フェケテリコのその後だとか、新しいベーシストの女の子とか、ユーリがあのときどうしていたのかとか、神楽坂先輩にとっての永遠のベーシストだとか、そこら辺を補完した短編集もとい番外編。意味深な表紙のアレももちろん載ってます。
私はこの物語を読んでいて、数ある登場人物たちがこんなにも大切な人や大事なことに一生懸命になれることをいつも羨ましく思ってなりません。今回もその限りではありませんでした。意識しすぎたゆえに、ときに空回りして失敗してどん底を味わうことになっても、ちゃんと努力し続けて報われるところも好きです。なんでって、そりゃあ、やっぱり、無性に応援したくなっちゃうからじゃないですかねー。今回の四編それぞれの語り部たちもそんな感じでした。

○“sonate pour deux”
ナオは音楽業界ゴロとなり、真冬は世界を代表するピアニストとなり、フェケテリコの二人はアメリカにまで足を伸ばした、そんな時期にナオへエビチリから一つの依頼。とある厳格な音楽家が遺した唯一のピアノ曲の楽譜を探すというもの。
この話だけでだいたい主要人物の今がわかったので、苦労せずに読めた感じが強いです。いや、お話も普通に良かったんですが、まふまふがもうかわいくてかわいくて仕方なかった。初々しくて甲斐甲斐しくてもうなにがなんだか。ただ一ついえるのはナオは大人になっても全然鈍感だなおい。
そんなへタレのナオだけれども、ちゃんとあれを言えるじゃないかよ。もうまふまふなんて嬉しすぎて泣いちゃってますよ。というか、クサい! でも羨ましい!

○翼に名前がないなら
フェケテリコにライブ向けの新たなベーシストを加えるお話。
ここで登場するのが橘花という新キャラなのですが、まあなんと等身大な女子大生でしょうか。そんな彼女がフェケテリコにベーシストとして、本当の意味でバンド加入したいがため、色々がんばるお話なのですが、むしろそっちよりフェケテリコにそんな意味まで込められていたとは驚きです。
それにしても千晶が相変わらず不遇ヒロインすぎて、もうこの時点で泣きそうでした。だってナオがたったコーラス一曲でしか参加してないアルバムでも買っちゃうなんてなんて健気な子なんや……。でも橘花がナオの居場所をなくしちゃうくらいのやる気を出すのも千晶のおかげだし、まあアレはGJとしか。

○ステレオフォニックの恋
てっきりからかってただけだと思ってたのに、ユーリってガチでナオのこと好きだったのか……恐ろしい子! でもかわいいから許せる。
あのときユーリがライブから逃げたのはこんな想いがあったからだったのか、と思わされる一編でした。「きみの恋はステレオ」という例えには、ああなるほどみたいな。相変わらず神楽坂先輩はそういう詩的表現好きですよね。そんなところも素敵です。
それにしてもユーリの女装はガチだ。あの挿絵普通に新キャラかと思った。

○最後のインタビュー
時系列的には一番進んでいる話。ライターとしてのナオとフェケテリコの神楽坂先輩の対談。
神楽坂先輩にとって、かつて最高のベーシスト・リュウジにまつわり、バンドを2つ壊してしまったことに人並みに塞ぎこんでしまっていた時期の神楽坂先輩(中学生)のお話。
なかなかシリアスなお話だったんですが、これなくして今の神楽坂先輩はありえないなーと同時に思ったりもしました。というかこんときからこんなに詩人だったんですかこの人。

○だれも寝てはならぬ
哲郎かわいいよ哲郎! なんだこいつ! なんだこいつ! おっさん萌え!


というわけでちょっと長くなっちゃいましたが、とても素晴らしい短編集でございました。
本当にこれでもう終わりとなると物悲しいですが、まあここらへんが良い幕引き具合なんでしょうね。クロウタドリにはいつまでも羽ばたいていてもらいたいものです。
多くの感動をありがとうございました。シリーズ含めて超オススメです。

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2009-10-08 : 文庫感想 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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